坐と座

無意識に、気になりながらも、

長いこと確認をしておかなかった漢字に「坐」があります。

どうも学校で習った記憶がない、にもかかわらずよく見かける漢字です。

調べてみました。

坐は「当用漢字」には入っていないそうです。

だから学校で習ったことがないのは確かです。

昭和31年ころ、文部省管轄下の国語審議会が何千もある漢字を整理して、

まとめてしまった結果らしいのです。

その中に、坐は座に置き換える、との通達があったそうです。

本来、坐は「すわる」という動詞の意味、「sit」

座は「坐る場所、地位、所在地など」つまりは名詞、「seat」

ですから、座骨神経痛は正しくは坐骨神経痛なのでした。

調べれば、なんということもないのですが、

すっきりしました。

もやもやが晴れると、気分がいいものです。

こういうのは、他にも結構あるものです。

気になりながら、そのままの、車のボディーについたウロコ状の水垢、

「small」と「little」はどう違うの?など。

お暇な時にどうぞ・・・・。


ミトコンドリア

先日、椎間板ヘルニアとの診断を受けたFさんが来院されました。

腰は痛いし全身が何となく不快感を伴い気分が良くない、とのことでした。

もう一人、誘い合ってきたMさんは脊柱管狭窄症とのことで、このひと月、

疼痛が背中から腰、脚まで広がり、睡眠が浅いとのこと。

2人とも顔色が良くないし、声にも元気がありません。

およその見当がついたので、

ミトコンドリアのシールを、両足の足の裏、両手首、各自が痛いと思うところに

貼ってもらいました。10分ほど過ぎたころ

77歳のMさんが、両足がものすごく温かくなりました、

じんわりと温かさが広がっています、とにっこりした笑顔。

83歳の Fさんは首筋の張りが取れました、とのこと。

しばらく、ミトコンドリアの「風呂」に入ったつもりで楽しんでください、

と伝えました。

身体の血流が良くなり、顔に生気が戻り始めたころ、

頭頂部、頚椎と胸椎の間、仙骨などに、2人で交互に

画像を使って、こよりのように使う意識を置く技法をやりました。

この日は正式の療術の日ではなく、勉強会に来られたのです。

ゆっくりと1時間ほどの実習でした。

結果は極めて良好、ほとんどの痛みの症状は消えました。

顎や、歯や歯茎の不調も良くなり、肩こりも見事に改善しました、

目もはっきりしたそうです。

足が炬燵に入ったように温かくなり、腰がとても軽くなったそうです。

楽しいおしゃべりと、美味しいお茶をいただかれ、

次回の勉強日を決めて帰られました。

直接の原因は2人ともに、筋肉をはじめとする全身の酸素不足だったのです。

師匠は次のようなことを言っておられます。

「あらゆる病気は酸素不足から起こります。・・・・・・

ミトコンドリアに充分に酸素を送り届ける事が出来なくなった箇所で、

病気が発症します。」

このことを体験するような実践会でした。

でも、生化学的な「ミトコンドリア」を使ったわけではないのです。

画像が印刷された紙のシールを貼り、紙のこよりを当てただけなのです。

単なる文房具、紙です。

実は、そこに深い意味があるのですが・・・・・・・。

お二人とも15年ほどお付き合いのあるクライアントさんです。

そこのところはよくわかっておられるようです?。

「膨大な意識のお陰ですよね」と可愛い笑顔で言っておられましたから。

それでいいのです。

感謝がすべて・・・・・。



レモン

bsDSCF0254.jpg

例年にないような寒波が襲いました。

レモンは寒さに弱いので、急きょ、家内が収穫してきました。

写真は、その一部です。

10数年ほど前に、畑の片隅に苗木を植えたものですが、

150個ほどの実をつけました。

完全な無農薬、無肥料、ほとんど手入れなし、です。

日当たりだけはすこぶる良好・・・・・。

虫に刺され、見かけは悪いのですが、健気にも、さわやかなレモンの香りが漂います。

大半は、うちに来られたお客さんにレジ袋に入れて、さし上げています。

皆さんは市販のきれいすぎる整ったレモンに危険性を察知する方が多いので

この傷だらけのレモンはいつものことながら、人気者です。

安心して皮ごと食べられるからです。

うちでは牡蠣に絞り汁をかけたり、スライスして蜂蜜につけたり、

あるいは、夜。

オイルサーディンの缶を開け、下から直接アルコールランプであぶります、

サーディンがぐつぐつと煮え始めたころ、このレモンを切って絞り入れます。

レモンの潰した皮からでる芳香と、缶から立ち上るオイルサーディンの美味い匂いが

混じりあって、深夜のひと時を至福の時間に変えてくれます。

この時のわき役は、ウイスキー、オンザロックがよいでしょう。



時がたつのは早いもので、もう1月中旬、

厳冬やがて終わります。春は遠くはありません。







ゆるめる


現代の多くの人々に観られる傾向があります。

日常生活の中にある、漠然とした不安感や怖れの感情。

拒絶感や言い訳、イライラ感。

生かされているという感謝が希薄。

ゆるめることが出来ていないからです。

解放を願いながらも論理や方法論に縛られた迷走の日々。

成長を解放の過程とみるならば、

大人になっても、還暦を過ぎて老境に入っても、

人生は辛いままです。

緊張感がとれないのです。

そして、ある時に気がついても、自分ではどうしようもない無力感に囚われます。

啓発セミナーを受けても、本を読んでも、知識だけは増えますが

改善の兆しは遠いのです。

リセットして、今の自分でいいのだ、あるがままでいい、

比較は無意味だと、根底から思えるまでには、さらに遠いのです。

生かされているという感謝、心の底から浮かび上がる喜びなどの

みずみずしい感性が劣化してしまっています。

スピリチュアルメソッドや精神世界、宗教にはまり込むのも、

こういう人たちが多いようです。

心が開けないので、本当の感謝ができないのです。

対人関係で常に受け身になってしまいます。

妙なプライドが傷つくことでしょう。

常に相対的な比較の文脈の中でしか生きられない認識で

頭の中がいっぱいです。俯瞰など思いもよりません。

自信がないので、言うべきことばにつまります。

漠然とした劣等感、絶え間ない感情の抑圧、我慢・・・・。

すっきりしない日々が続きます。

これらのマイナスの感情や

悩みに対しどうするべきか?

原因を探そうとしますが、あまり意味はありません。

記憶は、いかようにも作り替えが出来ますし、エゴが待ち構えています。

DNAや環境のせいにするのは真の自立を阻みます。

今の歪んだ認知や行動を修正する方法もありますが、

限界があります。

これだけ、情報にあふれている世の中で、

多数の人々が幸せ感をうち捨てて

エゴから来る緊張を強いられるのは、

どこかに間違いがあるのだと思いますね。

社会生活を送る人の半数はこの傾向があります。

真面目で律儀、一見素直で我慢強い、

裏には漠然とした不安と恐怖、自信のなさ、

それを垣間見ては自他への怒りと抑圧、

無数の葛藤が横たわっています。

同じことを繰り返し書いたようですね・・・。



扉を開く他に解放はありません。

10年、20年かかっても、真の存在を確認するまでには。


「すでにそうである。邪魔をしない。がんばらない。感謝。」

よいお年をお迎えください。






顔色をうかがう

先日、高校の後輩で心理学者のO教授と話をする機会がありました。

人の目の中にある網膜には明るさに反応する桿体細胞と、もう一つ

色に反応する錐体細胞があり、特徴的な機能として、肌色(顔色)の微妙な変化を

とらえることができるそうです。その信号が脳に送られ、様々な判断をし

行動を起こすということでした。

哺乳類は基本的には恐竜と共存していた時代、彼らの脅威から昼間の活動が制限され

夜行性だったそうで、桿体細胞が発達し、暗闇でも目が見えるという進化を

遂げました、やがて恐竜が滅び、哺乳類は明るい日の光の下に生活圏を広げてゆきました。

その過程で色を見る感覚細胞が進化してゆき、数十万年前に人類が誕生し、

青、緑、赤をベースとした色覚を発達させてきました。

さらに社会生活を送るようになった人類は、肌色の変化を敏感に把握する様に進化し

今日に至っているとのことでした。

「顔色をうかがう」とは社会的な概念上の言葉とばかり思っていましたが、

実際に、人は物理的な色信号を感知していたのですね。驚きです。

研究によれば、黒人においてもその環境に育てば顔色の変化が分かるそうです。

人が社会生活を送る中で、一番重要なファクターは人間関係の構築や関係性の強弱です。

その判断の中に顔色情報が反映されていたのです。

顔色をうかがう、という言葉から浮かぶのは、ややネガティブな不安や怖れの感情です。

人の苦悩の基本情報ですね。

人類は誕生以来、ずっと人間関係から生まれる悩みとは無縁ではなかったようです。

出来るなら優位を求め続けたのでしょう。

顔色伺い能力は長年にわたりDNAにまで送られた反応だったのです。


人が、愛おしくなりました。


ついでに、紫外線領域の光を感じる能力があるヒトも、最近見つかり始めているそうです。

普通の人には見えない多彩な色の世界を見ているらしいのです。

10人中2,3%はいるらしいとのこと。面白いですね。
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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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