アケビ

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Sさんからアケビをいただいた。

アケビの食し方は、実にシンプルである。

タテに真っ二つに割ると、中には半透明の膜状の果肉につつまれた黒い種が

きちんと整列している。

そのかたまりを一気に匙などですくって口に放り込む。

口中、舌などで種と膜をかき混ぜて、膜のほのかな甘みを味わう。

上品な、はかない甘さがいかにも秋だ。

しかるのち、種だけを吐き出して、これで終了だ。短時間でおわる。

果皮は九州ではほとんど食べない。渋くていがらっぽいから。

しかし、それゆえ薬草であり、漢方の材料にはなっているらしい。

食としてとらえればリンゴやミカン,葡萄といったメジャーな果物にはおよびもつかない。

しかし、私は卵の形をした薄い紫色のつる性の、この植物が好きだ。

観賞用として,籠やお皿に盛って秋のおもてなしの格好のデザイン素材がおすすめである。

季節をそっと運んできてくれたアケビ君、ありがとう。

ひっそりとした役割だけど、君がいなければ秋の風情はないといってもいい。




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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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