ことば

Lさん

映画、最新作「舟を編む」を観ました。

昨年の本屋大賞を受賞した同名の作品の映画化されたものです。

老舗出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書つくりに取り組む人々の

出版にごぎつけるまでのお話です。

主人公は営業職になじめず、辞書編纂にまわされてきた生真面目で、

融通の利かない学者肌のマジメさんです。

彼が辞書つくりを通して人間的な成長をしてゆくストーリーはとても面白いです。

本を読んでから映画を観たほうが分かりやすいでしょう。


映画の中のエピソード「右」を言葉で書けばどうなるか。

ふだんは考えたこともないことですから興味しんしんです。

うちにある辞書でも調べてみました。

右・・・南を向いた時、西にあたる方。(広辞苑)

右・・・東に向かって、南の方。(小学館,新選国語辞典)

右・・・空間を二分したときの一方の側。その人が北に向いていれば、東にあたる側(三省堂,大辞林)

ちなみに、たいていの辞書では、東とは日の上がる方。西とは日が沈む方、と書いてあります。

言葉で表すのは意外に面倒です。

理解しようとすれば更に自己の解釈が加わります。

言葉を思考に置き換えると、思考のあいまいさが分かってきます。

ですが、人類の共通認識を支える装置として辞書は必要不可欠ではある。

憲法と同じようなものですね。

憲法が正しいものとは誰も思っていませんが、社会生活上ルールとして必要なのです。

そういえば、まもなく憲法記念日です。

映画のほうは大いに楽しめました。







コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

重要関連リンク
QRコード
QR
カテゴリ
プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる