アナログ

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所用の合間を縫って長崎市で唯一とも言われる茅葺の古民家を見学した。

およそ三百年ほど昔、唐通事の何兆晋(がちょうしん)が別荘として

建てたと言われる「心田庵」である。

中にはみごとな茶室があり、長崎茶道の由緒が感じられた。

茅葺の屋根を見ると何故か心が癒される。ほっと落ち着く。

郷愁ではない、懐古趣味でもない、

心底から湧き上がる穏やかさである。

普通に見慣れた瓦屋根の規則性や、鋭角の輪郭、色調の意識的統一感がほとんど無い。

アナログなのである。揺らぎに満ちており、内なる情緒とシンクロするのだ。

近代建築はディジタル化が進む。強度と効率とアルミサッシに代表される

排除性、合理性、耐久性、・・・言うことなしなのだが、この茅葺とは真逆の進化だとも思える。

人の心はもともとアナログなのだ。

心田庵の名の由来は「心の田畑を耕すことがもっとも大事である」

というところからきているらしい。

グレーゾーンを排除し、ファジーを赦さぬマニュアル社会が我らの未来とすれば、

人の心は何処に向かうのか。

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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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