ゴッホ展にて

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HTS(ハウステンボス)でゴッホ展が開かれている。

展示作品は58点、これほどの規模で、しかも日本では初公開の

画もあるというので、時間を見計らって出かけた。

「前の意識」では、構図や色調やタッチや制作年代、何処の風景か、

モデルは誰なのか、一連の流れがどのように変化してゆくのか、

前頭葉がフル活動して解釈しなければ気がすまない。

無理に感動や感銘を引き出そうとする。鑑賞力を磨こうとする。

更に解説を読み、更に理解したつもりになる。

ゴッホは小学生の頃からのなじみなのだ。

だが、今回は「神の座」を通して「後ろに意識を引いて観た」

たちまちにして、理解しよう、鑑賞しようという気持が失せる。

同時に絵の雰囲気が波動のように伝わってくる。

たとえば最初期の色彩の暗い自画像も、通説はどうであれ、

少なくとも描く瞬間は、本人の心理は透明な希望に満ちていたように

私は感じた。だから天才なのだろう。

苦悩の泥濘の中にあって、光のみを漉くい、希望を精錬する、その強靭な生命力に感動した。

先立って、県美術展を観ていた。

どこがちがうのだろうか。

多分「個に終わっている」県展作家と「天才の普遍に向かう深さ」の違いだろうか。

較べるなんて、酷というもの。

どちらも楽しめばいいのだ。




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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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