原爆の日

本日(9日)11時2分、ちょうど入っていたクライアントさんとともに

長崎の方向を向いて黙祷した。67回目の原爆の日だった。

昭和20年8月9日、広島に続いて長崎にも原爆が落とされ、

およそ7万5千人の命が一瞬にして亡くなり、約8万人が治ることの無い重症を負い、

何十年にも亘る苦しみが始まった日である。

身内にも被爆者がおり、原爆の残虐さ悲惨さは身にしみている。

無辜の民を無差別に地獄に追いやった鬼畜どもへの暗い怒りと激しい憎悪がふっと湧き上がってくる。

自己観察を繰り返し行なってみると、大半は刷り込みによる観念的な感情だが、

コアの部分の自分を含めた人間の存在の罪深さには目を覆いたくなる。

そのような自分を容認することから、一歩がはじまるのだろう。

原爆ゆるすまじ、ここから始まるものは外に観る内なる憎悪であって、

観念であり幻想なのだが、果たしてそれをそれとして認めうるのか。

さらには、核兵器廃絶、核の傘のもとの安全保障、原子力発電所の存続、

などの現実的な課題がつづく。3次元には正解はないが、議論を深めてゆくほかは無い。

たとえば平和運動は決して無力ではなかった。

核大国に核カードを切らせなかったし抑止にはなった。

地獄の再現を未ださせてはいない。

たとえそれらが我が内なる虚像であったとしても、現実には手を切れば血が流れるし、

寒い日にストーブを燈せば温かく感じるものだ。

片面しか見えないこの次元だが、生きゆく意義はある。

毎年、未だ解放されない感情を思い知らされるこの日が積み重なってゆく。


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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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