ねじ式

s-ガロ

s-くらげ

s-路地のSL

久しぶりに「つげ義春」の「ねじ式」を読んだ。

1968年に発表され、何度も形を変えて出版されてきた傑作漫画である。

当時のいかなる思想書に勝るともも劣らない多大な影響や感化を、

多くの若者たちに与えて来たし、現在もその命脈は連綿としてつながっている。

一言で言えば、非日常的な空間を目の前に次々と展開して見せてくれたのである。

狭い家並みの路地をすれすれに走る蒸気機関車。

海辺の寒村のはずだが立ち並ぶ病院は全て眼科。

やっと出会えた医師は産婦人科医だが、居間のテーブルの上には酒があり、

窓の外には戦艦の巨砲が火を噴いている。

およそ40年前受けた衝撃は、今でも生々しく思い出す。

自分で買った本だと思っていたが、裏表紙の下に弟のサインがあり、購入日と書店名が記されていた。

これは、いったいどうしたのだろう。

どこかで記憶が交錯しているらしい。

記憶とは、過去ではない。創られた現実だ。つまりは虚像。

思想的には反全共闘だった弟がこのような本を読むはずはないとズット思ってきたからだ。

s-産婦人科医

s-病院


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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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