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誰か?

s-光る海


「人の幸せを願う」「人びとを愛する」ということは「エゴ」ですよ、

と言ったら、ど~~~~ん、と反発を食らってしまいました。

確かに、絶対に考えられないこと、とんでもないことか、となってしまいます。

だが、行為をなす(思う)前に、願う相手、愛する相手が必要になります。

自分にとって「他」の存在が欠かせないのです。

自他といった瞬間、自他の間には心理的、空間的な距離感が生まれます。

この距離感が自他を分けるものであり、思考の源泉である脳機能の現れです。

もともと距離感は脳の働きであって、「実在」ではないのです。

ま、3次元を定義する一要素ではありますし、その中にどっぷりとつかっている

我々にはリアルな存在であるとは言えますが・・・。

ですから、私は幻想です、などといったこともある。作り物なのです。

脳の働きを、じっと観察してみましょう。

かなり大雑把ですが、

失いたくない、落ちたくない、避けたい、逃げたい、ではどうするか・・・。

有利か不利か、損か得か、有利な判断の優越感、時には判断ミスの後悔、

反省、新た悩みの生成、そういうようなことばかりです。

判断、選択がほとんどすべてです。

では真の意味での創造はどうなるのか?、

確かにありますが脳の制限領域から生まれたものではありません。
(創造は脳の働きを停止したときに生まれます。)

さてと、

脳の働きは、ほとんどが損得の対策に明け暮れる思考、感情だけです。

見方を変えれば、刷り込みや思い込みの実践となります。

私たちを絶えず苦しめる不安や心配事から始まり、怒り、妬みまで

語彙の豊富さには事欠きません。

もう一度書くと、自他の距離感の先には思考、判断がありさらにその先には

喪失への「怖れ」が見えます。

エゴです。

ですから、先ず何よりも先に、距離感を無くせば良い、ということになります。

つまりは、考えないということです。判断をしないという事です。

自分に降りかかる諸問題を判断なしで、まるごと受け入れることです。

言葉を変えれば、覚悟する、ハラをすえる、となりますね。

覚悟とは、悟を覚す、です。

ハラとは丹田であり、仙骨であり、小脳、仙骨に直結します。

人によっては、高次元を体験することにつながるでしょうね。

求める、は思考です、待つに徹する。

さて、では『人の幸せを願ったり、愛してはいけないことなのか?』

と言われましたが、

「いけない」とはいってません。

「誤り」だとも言ってません。

3次元では無理です、とだけ言っているのです。


思考を停止すれば高次元、そこには自他の区別はありません、

自分を愛することと他を愛することは同じなんだ、となりますね。

高次元に行けたからといって、おそらく自覚はないでしょうね。

ですが、周りの人が『幸せ』になります。



蛇足ながら、わが身、わが体も3次元では他なんですよ。

蛇足に次ぐ蛇足。

脳は悪者ではありません。必要なのです。

協力して物事をなす、助け合う、いとおしむ、・・・・・

それもまた自然な脳の働きです。


新時代に向けて「継ぐのは誰か?」なのです。

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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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