目の前のことをやる。

人は心が沈みこんで立ち直れないようなことがある。

特に内省的な傾向のある人はこの期間が長い。

自罰的な観念の壷に入り込んでしまって、自問自答を繰り返す。

出口のない不毛の心に占領されて、さらに負の循環に入ってしまう。

これはまさにエゴの粘性に絡まれた自縄自縛の小さな地獄の世界である。

周りが見えなくなっており、自発的な行為が出来にくくなっている。

こういうときには、自分に鞭打ってでも目の前のやったほうが良いことをやる。

やるべきことをやる。

床のゴミを拾ってくずかごに入れる、玄関に脱ぎっぱなしの子供の靴をそろえる、

汚れていて気になっていたガラスを一枚でもいいから拭く、磨く。

たまったメールには簡単でよいから返事を送る、

苦境から心を少しでも自由にするには、まず身体を動かすことである。

森田療法は神経症の患者の治療に、まず部屋に閉じ込め何もさせずに布団に寝かせておき,

もうじっとして居れなくなるまで何日も待つ、

そして自発的な意欲がすこしでも見られたらほうきを持たせ庭掃除をさせる、・・・・・

そこから、あり地獄から抜け出すきっかけとなるということを聞いたことがある。

周りを見わたそう、身体を動かそう、

優先順位などという思考はとりあえず横において、時系列にそって処理してゆく。

やってみればわかるが、粘性が少し柔らかくなる、周りが見える、するべきことが

見えてくる。心の振幅が広くなる。壷から首さえ出れば、周りがなんと魅力的か、

時に何と輝かしいことか、少しだが心に躍動感が復活する。

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師匠の言葉「極楽を願うより地獄をつくるな。」


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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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