自己観察はつづく

ふと自己観察を忘れていると、そばに忍び寄るエゴの影がある。

自分を正当化するために、他への敵対的な感情が蠢き始めている。

そして、その下には首を持ち上げんとする不安感がある。

さらにずっと下には普段は意識しない暗い漠然とした恐怖感が横たわっている。

基本的には、脳の働きから来る本能といえるものだ。動物に共通のしくみなのである。

エゴの浸透ぶりは肉体の根幹まで及ぶのだ。

しかし、われわれはエゴの渦巻く世間にあって、

生きてゆく上では自己の正当化は時に必要なのかもしれない。

漠然とした不安感は、気づきへのきっかけになる可能性はある。

恐怖には正対する愛があり、いつかはそこに行くことになる。

われわれは、自己観察をとおしてネガティブな心の状態の幾重にも重なった

構造を知り、エゴの本質に迫ろうとしている。

このことを知りながら、エゴの世界に再びまみれてゆく。

だが、分かっているがゆえに『余裕』が生まれる。

だから、人のエゴが分かる。

というよりも自分のエゴを人を通して見させられている、ことに気がつく。

ここを起点にすれば、今までの偏見や狭量さが少しは恥ずかしくなる。

もちろん自他に対してである。

心を開く、ことの大切さが身にしみて分かりはじめる。

心を開かせなかったのは、エゴだったと気づく。

日常化するにはそれなりの長い時間が必要だが、初めの『一歩』にはなる。


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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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