病気は外の専門家、例えば医師から見ればその患者さん個人の問題に帰属する。

胃潰瘍は純粋に胃の疾患であり医師はその疾患のみに注目し治療に専念する。

豊かな臨床経験、技術や知識と使命感が基本である。

ところが心の選択の誤りが、病気という現象で表出したと考える治療家にとっては、

もっと幅広い見方をする。そして患者さんの背景が観えてくる。

Jさんは胃の出血と激しい胃痛で緊急遠隔の依頼がときどきある。

もちろん病院をすすめる一方で、遠隔療法も行なう。

夫婦関係が破綻寸前で日ごろから諍いが絶えない。

さらにはこういう形の結婚に至るまでのたくさんの流れもあるだろう。

配偶者も大きな課題を背負っている。雇用情勢という社会問題まで連結する。

胃だけに問題があるのではない。

Jさんは大きな重いゴミ袋を必死に引きずった姿に見えてしまう。

ピークに達したときに電話がある。そろそろかな、と思っていると来る。

胃そのものの出血を止めるのはそんなに難しくはないが、

一歩進めて、最近は***療法も使う。

Jさんの心は家族、環境というシステムの中で浮遊している。

Jさんそのものもジグソー板のワンピースに過ぎないことがわかる。

こうなれば思考の及ぶところではない。

因果関係の解明や方法論や技術論など消し飛んでしまう。

だから受け取って、まかせることなのだが・・・・。

言葉をかえれば自我の無力感が出発点なのである。

力の信奉者には理解しがたいことだろう。

治療家には誰でもなることができる。

「力で何とかしようと思わないこと」に気がつけばね。

かくいう私、序の口のその前です。




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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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