老子より

「戸を出でずして、以って天下を知り、牅(よう)を窺(うかが)わずして、以って天道を見る」

家を出なくても、窓から外をうかがわなくても、天下を知り、天の道をみる、ということです。

15年ほど前に老子に出会ったときに一番惹かれた一節です。

2500年前の言葉ですが、妙に惹かれます。

肉眼で見なくても世の中の動きや宇宙の働きは見えるのだ、と言っています。

現代にあっては、メディアが伝える情報は虚実の混じった混沌としたもので、

かえって真実が見えなくなっています。

それさえも自分中のフィルターを通せば、さらに各人が違ったとらえ方になります。

無数の天下があり、宇宙があるというわけです。

だからすべてが幻想である、ということになります。

極論ですが、すべての社会現象は肉眼で見る限り虚像です。

実像はエゴの目にしがみついている限り「見えない」。

われわれは当分の間、虚像の海に浮かぶ他はないようです。

外を外と見る限りにおいては、です。



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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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