日本への視線

今年度の「坂の上の雲」は今日で第2部が完結し、

次は来年末まで待たなければならない。

かなり前、ニューヨークの書店で7,8cmはあろうかという分厚い年鑑を手にとって見た。

メインになるものは、アメリカを中心にした前年までの出来事や統計、

各国の状況などをしるしてあり、日本で発行される年鑑でも同様である。

日本がどのような見方をされているか興味があって関連のところを探してみた。

工業国で、洗練された独自の文化を持ち、犯罪率も先進国中最低である・・・、

などと記してある。

他国のことも気になって、ランダムに各国に割かれた解説ページ数を確認してみた。

韓国には5ページ、アフガニスタンも同じくらい、中国は15ページほど、

半ページに満たない小国もありはした。

イギリスには40ページほど、アメリカから見ればイトコだからそういうものだろう。

ヨーロッパ各国にも20~30ページは割いてあった・・・。むむむ・・・。

ところが日本に割かれた解説ページはなんと、わずか5ページであった。

アメリカという国の一般人が日本に向ける視線の量はその程度であったのだ。

はなはだ気分はよろしくなかったね。

そして、巻末近くに「世界の歴代の提督」という項目があった。

各国の名提督といわれる人物の紹介である。提督とは海軍の将官のことだ。

わが東郷平八郎はどう紹介されているか?。興味が湧いた。

だが載っていなかった、何度も確認したがない。確かに山本五十六はあった。

だが東郷はない、探したがない、何度も探したがない。

世界の海軍兵学校で歴代海戦研究として必ず講義されるという日本海海戦で、

ロシアに完勝し歴史的奇跡を為し遂げたといわれる人物が欠けているのだった。

アジアの国々の独立運動のきっかけにもなり、その後の世界史を変えた人物なのに。

歴史観や視点というものは違って当たり前だが・・・。

実質的には日本とアメリカとの関係はその程度のものなのだな。

そして多分今でも同じようなものだろう。

異国にいて祖国へのプライドを傷つけられるのは嫌なものだが、

これは明らかに編集者の無知だと思った。誰が買うか、と毒づいた。

東郷平八郎の偉業は変わりはしない。

だが、いまの日本の歴史教育でさえ教えてはいない。


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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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