地名

私の住む県は江戸時代、小さな藩に分かれていてそれぞれに方言があり、

いまでも名残が色濃く残っている。すぐ隣のI市とは、

「さしすせそ」の発音が微妙に異なるし、すぐにI市出身だと分かる。

時には転校生への「からかい」や「いじめ」の原因になったりする。

敬語の使い方は完全に違うのもとまどいのもとだ。

「~された」をわが市では「~さした」、I市では「~しんしゃった」

とくにS半島に始めていったときには 「~さんすたん」と聞こえた。

どこの言葉か聞きなれず奇妙な感覚を覚えたものだ。

地名にも漢字を見ただけでは分からないものも多い。

難読の例をいくつか上げてみよう。

市町、町名、字などランダムに示せば、いくつもある。

諫早、厳原、彼杵、外海、(いさはや、いずはら、そのぎ、そとめ)

町名、地区名などは近隣のものさえ分からない。

南風崎、度島、真申、猪調、調川、神代、土黒、大三東、音琴、など

(はえのさき、たくしま、まさる、いのつき、つきかわ、こうじろ、ひじくろ、

おおみさき、ねごと)、

他にもたくさんある。

なぜだろうか、諸説がある。よそ者をすぐに見破るためとか・・・。

しかし、もともとあった地名に漢字を当てはめたのが初めではないだろうか。

古代の発音がいつしか漢字化して残っているように思う。

日本は狭いが完全に均質化することなく底流には古い日本がいまも息づいている。

だが市町村の合併や行政の都合での町名変更などで、

古代からの由緒ある地名が消えてゆく。

本来忘れてならないものを置き去りにして時代が変わる。

GHQが酒の席で「炭坑節」や戯れ歌を禁じた時代さえあった。

為政者の都合は地名にも伝統にも及ぶのだ。



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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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