ある実業化が若いころ金策に行き詰まり、師と仰ぐ人のところに相談に行った。

師にあわよくば融資をしてもらおうという下心があったらしい。

いろいろと話を聞いたあと師匠さんは「金を作りたい?、では作ればいいじゃないか」

といって席を立った。

若き実業家は、はっと気がつき(?)、

自宅を担保にいれ、借りれるとことには、頭を下げまわり、時には脅すような手段さえ使って必死になって、

期限ギリギリまでに金を作ったと言う。もともと辣腕の人だった。

とりあえず倒産は免れたが、そのあとがさらに大変だったらしい。

10年以上も苦難の中で生きてきたという。

今は、そのときの教訓を生かしたということだが、いまもって厳しい状況に変わりはないらしい。

この人は数年前にうちに相談に来た方である。

私が思うにこの実業家の師は「心」を説いたのだと思うが、彼には伝わってはいなかったのではないだろうか。

その後に続いた修羅のごとき地獄がそのことを物語っている。

気づきはたとえ過酷な試練であっても、起きるとは限らないのだ。

力を求めてしまうからだ。我が物語の中にあっては分かりにくいのである。

人は、暖かいぬくぬくとした布団の中にいて寒空の待つ外には出ようとはしにくいのだ。

布団の中で見果てぬ夢を追う。エゴとはそういうもの。

先日は激しい嵐が襲ってきた。雷が轟き豪雨が地を叩いた。落ち葉が舞い、家がきしんだ。

去ったあと澱んだ空気はすっきりと流れ去り、翌日はさわやかな日となった。

自分を変えたい?、

澱みを吹き飛ばせ、嵐を呼べ、温かい布団を蹴って、寒風にさらされよ。

苦難を呼ぶためではない。明日への希望だ。はるかなる高みに昇華するためだ。

これは、私への言葉。


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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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