ある日

仕事の合間を縫って、そう、2~3時間が空くと、いそいで作業ズボンに作業服、

ゴム長か地下足袋、ヘルメット姿に変身して、庭木の剪定や垣根摘みに精を出す。

先日、垣根摘みをやっていたら、駐車場に車が入ってきた。降りてきたのは

賑やかな女性の一団だった。「ま、センセー、かっこいい、よく似合うわ、」

「地下足袋レトロじゃん・・・」、「ヘルメット、かわゆいわ~~~」

私の日ごろ見せない姿を見られてしまった。何となく気恥ずかしいものだ。

私が、勉強会の日である事を完全に忘れていたのだった。急いで、「水」を浴び、

仕事着の、GパンとTシャツ、ボタンダウンの白いシャツに着替えて、

オフィスに入る。「あら、汗流した後はいいわ、顔が引き締まって・・・」などと

勝手な事を言っては、笑い転げ、勉強会が始まった。

この日のテーマは「日本と中国について、エゴの観点から考えてみよう」であった。

切り口はいくつもある。「去年上海に行ったときのこと」「戦時中の満州での話し」

「100円ショップの製品は・・・」「いとこが中国人の技術者と結婚したものの」

「新宿歌舞伎町って、知ってる?・・・」「孫文さんがウチの親戚と親しかったとか」

「毛沢東は大躍進運動で1億人を餓死させたって・・」「中華街での料理店の裏では」・・・・・・

中国は近い国だ。15億の民がいる。15億の人生があるのだ。

本当のところ実態はどうなのか。相手はカゲロウのように見えにくく、

玉虫のように見る角度が違えば色も変わる。見る立場がことなれば、

それぞれ違う姿を見せてくれる。

以前知り合ったウイグル族出身の貧しい大学生はこう言ったものだ。

「中国、決して一つではありません。国民の連帯感はうすいです。愛国心はありません。

しかし愛郷心ならあります。」

それが本音だろうな。

水と油を溶かしあうには石鹸がいる。

その石鹸が見当たらないのだと言った。

共産主義はエゴの作り物の最たるものだ、人の心をつなぐ事を完全に無視していた。

実験はソ連の崩壊で終わったのである。作り物はいつかは壊れるのだ。

スターリンや毛沢東といった怪物の跳梁を許すような体制は

人のエゴの凝縮した縮図であったのだ。



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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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