納屋

用があって近所の農家の納屋を訪ねた。

強い印象を受けたのは、

農機具が見事に手入れされて、整然と整理整頓されたいたことだ。

鎌はピカピカに磨き上げられ研がれており、整然と鎌掛けに並べてある。

用途別だから、20本ほどだ。壮観でさえある。

鍬も最近はあまり使用しない所が増えたが、

それでも錆一つなく磨いて20本以上も桟にかけてある。

脳と骨格と筋肉と道具がダイレクトにつながっていた時代が、

つい最近まであったことに思いがけなくも気づいたものだ。

自然と対話し許可を得て作物を作らせていただいた原点はまだ残っていたか。

外に比べ薄暗い納屋の中で整然と並べられた農具は、神農を祭る祭器にも見える。

稲刈りを終えたばかりの稲刈り機も水洗を終え注油も済んで、来年に向けて

きちんと整備されていた。

腕のよい職人さんの作業場と同じような、独特の緊張感とプロ意識が

納屋全体に漂っていて、すがすがしい気持ちになった。

当たり前のことではあるが、兼業農家ではなかなかここまではやらない。

筋金の入った農家がまだある事に、みんな気づくとよいのだが。

農家は現金収入が出にくい職場だ。取り巻く環境も厳しい。

政府は食料自給率の向上を唱えているが、今もって当てにならない。

この農家の信条は、「減反しない、政府のいうとおりにしない、農協には頼らない」

である。

プロは道具を大切にする、手入れを決して怠らない、他に頼らず、知恵と勇気で

自ら道を切り開いてゆく。新農法の研修、研究も欠かさない。

学ぶことが多かった。




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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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