自重崩壊

スーパーで買う豆腐は普通はパックに入れてあり、狭いながらも水に浮かぶ構造となっている。

われわれの小さいころは、豆腐屋さんの豆腐は大きな水槽に浮かべて売ってあった。

豆腐に働く重力と浮力が打ち消しあって、豆腐が崩れないようになっているのだ。

ところが,豆腐を水から出して手の上に置けば、なんとも危なっかしい、

今にも崩れそうな不安定さだ。

ここで考える人が出てくる。

豆腐は水に浮かんでなければ、いかなる大きさまで耐えられるのか、と言うのだ。

つまり一定の大きさを越えれば重力によって自己崩壊してしまうのだ。

ずいぶん昔に読んだ科学雑誌での実験記事では、1辺が30cmを越える直方体になれば

どんなに硬く作った豆腐でも、自重でぐさぐさに崩れ壊れてゆくそうである。

つまり、すべての事象は大きさが閾値を越えると崩壊が進む、

いわゆるエントロピーの法則によりエントロピーが増大する向きに時間軸を進むのである。

だから、身長50m、体重2,000tのウルトラマンは人間型をしている限り、動けばすぐに

壊れてしまうのだ。1番組後にはとたんにスクラップの山となるはずだ。

これはモノに限らない。組織も社会体制もそうなのである。

10数億人の民を抱える中国は人口自重で崩壊寸前なのだ。

かろうじて共産党の強い強制力で持ちこたえているに過ぎない。無理に無理を重ねたあげくの今がある。

ノーベル賞の波紋はショックの前哨となるかもしれない。ネット社会の進展で大きな変化があるだろう。

一方、インドはどうか。

半径の異なる円盤が富士山のように上に行くほど小さくなるように積み重なっている。

円盤が一つの国のようなもので、円盤を越えた交流は無い。

つまり、無数に近い階層国家の集合体である。カーストと呼ばれる階級社会である。

すでに、単一国家ではなくなっているのだ。

アメリカは、連邦制で存続しているに過ぎない。

日本は何事もすべてよしだったが、国民が安住を決め込み、自身を見つめるのを忘れた結果、

みずから崩壊社会を目指しているようだ。安穏の自重でね。

食って寝て豚ならとっくに出荷ずみ。(川柳より)


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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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