生きる

われわれが小さいときから訓練されてきた賢い生き方とは、おしなべて言えば、

未来を予測し、仮説をたて、結論、結果が出る前に、全体の展望、展開を

理解しておかなくてはならないということだった。科学的思考法というやつだ。

そしてそれを後押しする、知りたがる強いエゴもあることは確かだ。

優先順位とか、段取りとか、根回しとか、情報収集とかが必然的な行動要素となり

これらに精通した人が、できる男、先が読める男、と言われるようになっている。

これは、学校でもそれなりに学べないことも無い。論理思考と言うやつである。

原因があって結果がでる。仏教的には因縁果報ともいう。(本来はもっと深いが)

出発点の因があり、何らかの縁がいくつかあって、結果が出る、そしてその報い。

実に分かり易いが、そのとおり行かぬがゆえに人生は苦しいのだ。

たくさんの知識や方法論を駆使しても役に立つことは少ない。

しかし、いまだこれを当然のことと信じ、思い込んでいる。何の疑問も抱かずにね。

決まりきったルーチンワークでさえ、無数の支えがあって成り立ってることさえ気づいていないようだ。

あたかも『自分の立てた仮説』が自分の手柄のように思い込んでいる。

膨大な意識の準備してくれた無数の選択肢を思考でたった一つに絞ると言う傲慢さは、

本来すぐにでも捨てるべきなのだが。

限られたわずかの体験や知識でなにができるのだろうか、

無限の叡智にかろうじて支えられているにもかかわらず、

米一粒さえ作れない己に気づくときだ。

自然科学も社会科学もそれなりに人類の進歩に少しは貢献したと思う。

しかし、われわれが目の前に見る人類の暗澹たる光景はどうしたものか。

膨大な意識の存在に、気づかねば。

もっと謙虚であらねばならない。

だが、しがらみはねっとりとまとい付いて離れない。




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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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