草刈

早朝,陽が高くなる前に草刈をやった。

生ゴミ捨て場までの道が草で埋まり通れなくなってしまったのだ。

およそ1時間半の作業で、とりあえず開通す。

たくさんの雑草を刈り倒した。

昭和天皇は「この世に『雑草』などありません」、と言われたそうである。

植物学者として、植物全てに深い慈愛を持っておられたようだ。

自分にとって不都合なものを排除しようとするのはエゴの働きだ。

名前さえ雑草と呼び蔑み、無慈悲にも刈り倒し、踏みにじり、その場の生態系を

阻害しそのバランスを崩してきた。

むき出しになった表土には強い紫外線と熱い熱射が襲い掛かる、

穏やかに過ごしていた微生物はたちどころに乾燥し死滅する。ミミズも枯れる。

昆虫も近づかなくなる。そこを、ヒトがわがもの顔に歩く、踏み固める、・・・・・。

危ういバランスの中で生成と消滅を繰り返す小さな宇宙を不都合と感じるエゴで

破壊してしまった。生態系の頂点に立つ者のおごりでもある。

雑草と呼ぶ中にはたとえば『ムラサキツユクサ』がある。

可憐な青い花が清楚である。

ツユクサには、解熱、下痢止め、扁桃腺炎や喉の炎症を止める、湿疹かぶれにも有効

な働きがある。

健気に咲いて、ヒトの症状まで引き受けることができる草だ。

その群落を機械でなで斬りにした。都会の片隅に咲いていれば心和ませられたかもしれないが。

ヒトはどうしてこうなのか。

多分、ほとんどの人は何も感じないはずだ。まして罪悪感などはサラサラないのだ。

それはそれでかまわないことなのだが、生きてることは実は生かされていることなのだ。

できるだけ「周りから生かされている」ことを忘れないほうが良い。

この世に無駄なものは何一つない。無駄と思うのはエゴの仕業だ。


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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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