変化
この時期は、盆を間近にひかえ、垣根摘みや庭木の剪定、下草の処理に忙しい。
竹の種類にもよるが、剪定しても翌日には4~5cmは伸びている。
旺盛な伸長の時期である。
同じように小動物たちにとっても本来は、繁殖や成長の時期でもある。
ところが今年は、例年と何かが違う。
夕立の前には盛大に啼くカエルの合唱がほとんどないのだ。
カエルが少なくなっているようだ。
だからカエルをえさとする蛇もめっきり見えなくなった。
毎年顔を見せる2mほどの青大将も去年あたりから消えた。
コガネムシも来ない。
トカゲはもういなくなったのか。
カナヘビもいない。
庭の水溜りに生息する赤カニもとっくにいなくなった。
夜は、虫たちの大合唱でTVの音さえ聴こえないほどだったのに
わずかのさえずりがあるのみである。
気温だけはじりじりと上がり続けて前年を更新している。
植物相にも変化が出ている。南方系のつる性植物が幅を利かせている。
変化のカーブが急に過ぎる。
体で感じられるようになったとき、次に来るのは突然の大変動、破局だ。
人が心の問題であることに気づくことだけは、まだ残されている。
竹の種類にもよるが、剪定しても翌日には4~5cmは伸びている。
旺盛な伸長の時期である。
同じように小動物たちにとっても本来は、繁殖や成長の時期でもある。
ところが今年は、例年と何かが違う。
夕立の前には盛大に啼くカエルの合唱がほとんどないのだ。
カエルが少なくなっているようだ。
だからカエルをえさとする蛇もめっきり見えなくなった。
毎年顔を見せる2mほどの青大将も去年あたりから消えた。
コガネムシも来ない。
トカゲはもういなくなったのか。
カナヘビもいない。
庭の水溜りに生息する赤カニもとっくにいなくなった。
夜は、虫たちの大合唱でTVの音さえ聴こえないほどだったのに
わずかのさえずりがあるのみである。
気温だけはじりじりと上がり続けて前年を更新している。
植物相にも変化が出ている。南方系のつる性植物が幅を利かせている。
変化のカーブが急に過ぎる。
体で感じられるようになったとき、次に来るのは突然の大変動、破局だ。
人が心の問題であることに気づくことだけは、まだ残されている。