ひと

病気がなくて、経済的には安定している、それで全てよし、

面白く楽しく一日を過ごし、日が暮れて、

ま、いつものような朝が来ればそれでよい、

幸いといおうか、不幸と言おうか、ほとんどの日本人には、

これが当たり前になってしまった。

怖れるのは病気と経済的な破綻だけ。面倒な人間関係は希薄でもかまわない。

そして、それを解決しうると称するビジネスも盛んだ。

平和で、穏やかで、退屈で、緊張のゆるみ果てたニッポン。

身近な出来事には過敏に反応するが、心に遠い問題には完全に無関心だ。

社会全体に何か大きな課題が起きればひとたまりもないのではないか。

確かにボランティアに手を上げて、熱心に取り組む人々が増えてきてはいる。

一類の希望はあるが、確たる哲学や実務上の問題、行政との関係など

課題は多い。

能力のある人、優れた専門家、有能な官僚、独創的な技術者、・・・

神業的な職人さん、優れた芸術家、などは未だたくさんいるし日本の人的財産とも言える。

しかし、国そのものを託することのできる人が果たしているのだろうか。

日本を本来の日本として維持し発展できる人が見えてこない。

一つの分野でもいい、世界をリードし、人類の成長につなげられる方がどうしても見当たらないように思える。

要するにほとんどの分野に大きなリーダーがいないのである。

戦後教育は完全平等の名の下に、リーダーを育てることを完全に置き忘れてきたのだ。

スケール大きく、時空を越えて遠くを見通せる人物を育てることができなかった。

どうしてだろうといつも思う。

出る杭を打ち、少数の独創性を圧殺し、効率を唯一の価値としてきたつけである。

寛容性を許さず、画一をよしとし、遠くを見ることを禁じてきた。

平等を叫びながら、偏差値で輪切りすることに矛盾を感じない。

多様性を犠牲にし制服が象徴する社会になっている。

もしこれが作為的な結果ならば日本は完全に彼等の掌中に握られたのだ。

望みはまだある。心の中に「ある」。・・・と思いたい。




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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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