モグラ

朝から猛烈な雨が降った。

庭の地表面がふわっと浮き上がりそうな降雨量で、

道向こうの田や畑が霞んで見えないくらいだった。

さずがに土砂崩れの恐怖を感じた。

土の独特の匂いがあがる、漂ってくる。

こういうときは危険なのだ。

もうひとつ気がかりはモグラさんのことだ。

庭を眺めていたら急に土の中にいるモグラのことが心配になった。

同じ土地に住む哺乳類としての連帯感だ。

モグラは土中に自由気ままに穴を掘り進むのではない。

穴を掘るのはモグラにとっても重労働らしい、

だから何代も前の先祖から受け継いだ穴を補修しながら、時に延伸し

時に閉鎖しながら地中に生活しているのだ。

モグラは時には昼間も外に出る、太陽で目がくらみ死ぬことはない。

一度は泳いでいるところを見たことがある。

見事な泳ぎで思わず感動したものだ。

今日のような猛烈な雨のとき水は穴に入ってこないのか。

何年もかかって創り上げた地下生活空間は崩壊しなかったのだろうか。

小さいころからモグラとは知りあいだが、こういうときのことは

考えなかった。無事でいてくれよ。

外に出れば猫が狙ってるし大変だね。

猫は出入り口を憶えていてじっとながめていることがある。

晴れたら晴れたで別の危険が迫ってくる。

それはそれとして、君たち動物と私たち人間との決定的な違いは、

とても明白なんだけど、それを知らない人間が多いことが地球の存続さえ危うくしている。

人間としての責任があるのにね。



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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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