不寛容な時代

先日郵便局本局に郵便物を送りに行った、その折のことである。

突然、激しく怒鳴る声が館内に響き渡った。

「いつまで、俺を待たせるのか~~~~、俺が先ではないか、

エ~~、いい加減にせい、上司は誰か、あ~~~、

民営化とはコウユウことか、ぬ~~~~~、」

見れば、中高年の男が若い女性局員に罵声をぶつけている。

貯金か保険のところらしい。キンキンした癇に障る声。

局員のわびる声が続く。たいしたことではない内容だ。

しかしどうして、こうも不寛容なのだろう。

身近にあるたいしたこともないような過ちに対して、

何でこれほどまでに執拗に、神経質になるのか。

この男のような人は、どこにもいる。

職場では奇妙に卑屈で、周りを気にする、

そして短気、刺激が閾値に達すると簡単に怒り出す、

しかし相手は自分より非力な位置にある人ばかり、

計算もちゃんとやっている。

日本人には、この傾向が強い人がとても多いらしい。

身近なものに不寛容、一方で社会の大きな問題には無関心、

部下の30秒の遅れを激しくなじり,ねちねちと30分も攻め続ける。

一方で、自分の会社の産廃処理の緊急事態の問題ではつねに先送り、

後から来た住民が悪い、(隣接の)団地にはそれを承知で来たのだろうが・・・。

などなど・・・。

このような傾向が最近あらゆるところで顕著になっているようだ。

社会全体が閉塞感におおわれている。

天変地異への恐れよりも、人の心が先に崩壊するのではないか。

分かち合う優しさ、協力して物事を育て創り上げてゆく、そんな大切なものが

人々の心から少しずつ削り取られていくような世の中だ。

わが心の鏡、自分は無関係だ、とは思わないほうがいい。

未来は一人一人の心の態度によって決まるのだ。




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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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