木霊

10年ほど前になるが、庭の柿木を切ることにした。

200年以上の古木だった、根元付近には腐食が始まり、

上の部分よりも細くなっている。

100年前といわれる落雷のあとの傷がいまだ癒えてはいなかったし、

いたるところに洞が出来ており倒壊寸前であった。

少しの風でも、老木らしくゆらゆらと揺れる、ぎしぎしと鳴る。

台風シーズンが近づいており危険なので業者に頼んで処分してもらった。

その翌日の明け方、父が脳梗塞で倒れ、救急車で運ばれて、入院。

それが引き金となって数年後に亡くなった。

私の地方では、古木、大木を切るときには十分に御祓いをし、

感謝の念を持って木霊をお送りする、というのが慣わしであったが、簡単に

手を合わせて、ではお願いします、で切ってもらっただけであったのだ。

近くの植木屋さんの話でも、古木、大木を切るときには十分に心配りをしないと、

職人が怪我をしたりするのであまり好きではない、ということだった。

当時父はすでに84歳であったが、それなりに元気であった。

因果関係のあるなしは別にして悔いが残ったものである。

最近また、数本の大木を切らざるを得なくなり、

このことを師匠にお尋ねした。

「自分が切られることを考えて見なさい、・・・・・」であった。

切ったあとも、しばらくはある御水を切り株のところにかけて

手を合わせるように、との指示があり、その後はすべてそのようにしている。

考えてみれば、人と植物では50%以上も共通するDNAを持っている。

植物も地球に生きるわれわれの仲間なのだ。

木の痛みが分からなければ人の痛みさえ分からないだろう。

「人間が主役」、とはエゴの狭隘な発想にすぎない。

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大阪展示会のお知らせ

6月13日(日)10時~16時   無料

画像を眺める体験、保健水の試飲、まいど会式トリートメント体験、など。

途中で簡単な講話もあります。

会場はアネックスパル法円坂 http://www.zaidan.or.jp/
              電話06-6943-5021
             JR環状線 森ノ宮駅から徒歩約10分。
              KKRホテル大阪の近く。


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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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