女優

地方紙N新聞の文化欄に載っていた週刊誌記者の斉藤明美さんのお話です。

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今から十数年前、日本映画界を代表する名女優を取材することになった。

緊張して取材に臨んだ斉藤さんは、

その方の醸し出す空気に自らの力みがスーッと消えてゆくのを感じたという。

「普通の女優さんが持っている虚栄心や自慢といったものが全然なくて、人間としての力、

オーラを感じました。自分をよく見せたいという思いがなくなって、

この人の前ではありのままの私でいいんだという虚心坦懐な気持ちになれたのです。・・・・・・」

この女優とは,「二十四の瞳」や「浮雲」で知られる高峰秀子さんである。

その後も高峰さんとの交流が続く。

そばで見続けてきた斉藤さんは続ける

「高峰さんは、決して過去を振り返らず、人に期待せず、自分自身に甘えない。

大切なのは日々を快適にすごすこと・・・・・・・・」

「なぜ85歳のこの女性は高潔な生き方を貫いていけるのだろうか・・・」。・・・(以下略)

以下には生い立ちや苦労話が続くのだが、われわれには分かることがある。

高峰さんの心が「温かさや愛」に「ほんとうに」満ちている人だからだ。

ほとんどの人の心には、「怖れ」が潜んでいる、だから身構え、緊張を双方に強いるのだ。

われわれは、高峰さんのようになれるのか、

単にまねをしてもだめだろう。

「心に温かさを持ちなさい、人に優しくしてあげなさい、・・・,こうしなさい、

ああしなさい、・・・・・・そうすれば人に温かい人といわれるようになるのよ、

というようなマニュアルをつくりあげる。

一方で、心は怖れや嫉妬、妬みや怒りなどの満ち溢れているというのに・・・・」

ふつうはこれが現実なのだ。

だから、「HOW TO」ものは何にもならないのだ。

すべてはアプリオリにある意識が決めること。先は長いか短いか。

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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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