春雷

午後3時を過ぎるころから、激しい横殴りの雨と風が吹き荒れた。

強い南よりの風だ。冷たくはない。春の嵐である。

そして遠くに轟く雷。

雷は「神鳴り(かむなり)」からきているという。

雷光を稲光(いなひかり)とも言うが、田んぼに雷が落ちるとその年は豊作だ。

だから、稲にとって雷は妻。稲妻(いなづま)なのである。

しかし、まだうちの前に広がる田んぼには水はない。

落ちれば雷が怪我をする。

もうしばらく待っていただこう。

孫が先日小学校を卒業した。今夜は彼と2人でお祝いをする。

居酒屋に出かけ、ささやかな宴をはるのだ。

もちろん彼が酒を飲むわけではなく、私が楽しむのだ。

付き合って貰うのは、実はわたしである。

さいわい、激しい雨風はほとんどおさまった。

激しく流れる雲の裂け目に日の光がちらりとみえる。

幸先がよい。

今日もよき日であった。




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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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