木漏れ日

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小さいころは病弱でよく熱を出しては寝込むことが多かった。

小学2年生のころだったろうか、春から初夏に変わるころ、

10日ほど寝込んだことがある。

病状もかなり落ち着き、小康状態になった日の朝、

母が座敷の障子を思い切って開けてくれた。

爽やかな風がふわっと吹き込んできて、頬を撫でるような優しさに思わず深呼吸をした。

首を外に向けると新緑の燃えるような黄緑色の柿の葉の重なりから射す木漏れ日が

あまりにも活き活きと目に映り

「生きている」「生かされている」というような圧倒的な実感が湧き上がってきた。

「生」を意識した初めての記憶である。

今日は立夏。

いつも思いだす、若い母と新緑と柔らかな透明な風。


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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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