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「明かる夜のほのかに嬉しよめが君」(其角)

「よめが君」とは実は鼠のことで俳句の季題で新年に限ってつかうらしい。

そろそろ旧暦の新年なので、この句を引用した。
(今年は2月8日が旧正月,年によって違う)

電灯でほの明るい夜の物陰にふっと目をやれば

ネズミさんがそっとこちらの様子をうかがっている 目と目が合うのは何となく嬉しい。

互いに哺乳類どうし、生きてるよな、という連帯感。

いなかでは、大げさでなく、ネズミさんはそこそこに大切にされる。

二十日鼠らしい。目を離したすきに、忍者のごとく足音もたてずに、さっと消えた。

家の周りには5匹の猛獣(実は野良猫)が徘徊しているというのによく生きていたな。

ネズミさんのことを東北では「上の姉様」と呼ぶらしい。

私の地方では「お姫様」と呼ぶ。

喜ばしいことの前兆ともいう。

豊饒の神様のお使いなのです。

もうこのような光景もやがて消えゆくのだろうな。

密閉サッシ,二重窓、コンクリートの厚い壁、そして殺鼠剤・・・・・・。

人が、人だけのために、温ささと、安全で、清潔なように見える砦を築いた。

膨大な資源やエネルギーを消費してね。

人工的な快適さを獲得したのは、人類100万年の時の中で、はたかが3,40年しかならない。

人のほうが閉じ込められているような現代社会。




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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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