幸福感


去年の11月25日、京都新聞に次のような記事が紹介されていた。
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「幸福を強く感じる人ほど右脳の特定部位が大きいことを、

京都大医学研究科の佐藤弥准教授らが突き止めた。

幸福感と脳の構造の相関を解明したのは初めて。英科学誌に20日発表した。

心理学では幸福感の強さを質問用紙で数値的に計測できるとされる。

佐藤准教授らは、質問結果と磁気共鳴画像装置(MRI)で

測定した脳の各部位の体積で相関を調べた。

10〜30代の男女51人で実施。質問用紙を使い、幸福感について尋ねた。

質問への回答を数値化し、各人の脳の各部位の体積と比べた結果、

幸福感が強い人ほど右脳の内側にある「楔前部(けつぜんぶ)」が大きいと分かった。・・・・・・」(引用)

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「楔前部」が大きいほど幸福を感じる「能力」も大きい?

早速うちの勉強会で、

特別な事前説明はしないで、

参加者の楔前部と思しきところに軽く意識を置く実験をしてみた。

体が暖かくなった、頭が軽くなった、ふわっという感じが全身を包んだ、

などの感想がよせられた。

幸福感とはある出来事に対する認知的な傾向であって、

体感そのものとは一応別だから予想通りの答えではあった。

さてさて、人の幸福感は脳の一部位の広さや大きさで変わるのか、

であれば小さい人は幸福感が少ないのだろうか。

脳神経科学と心理統計学の結果から言えばそうなるのだろう。

これはあくまでも、認知機能としての幸福感であり、思考や感情が奥底にある。

だから、トレーニングによって高める可能性はある。

今注目されている認知行動療法などはその一つである。

ただ、われわれのいう「幸福」とは次元が違うことを知っておいてほしい。

何がなくても、どのような状況においても、生かされていることの幸せ、

湧き上がる感謝、とは違うのだということを。

「幸福感」を知識の一部に取り入れてはいけない。




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ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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