青色LED

嬉しいニュースが飛び込んできた
青色LED の基礎研究と製品化に成功した3人の日本人科学者がノーベル賞を受賞というものだ。
日本人として誇らしい一日であった。
私にとっても格別に思いで深いことがある。
写真は、今から10年前に製作し、ブルーアークと名付けられた「環境改善のエナジー発生装置」である。
白熱電灯の周りに青色のLEDランプが円環状に16個配置してある。
各LEDは、コイルを巻いたドーナツ型の最強力のネオジム磁石の中心に設置してある。
この前に立つと、独特な繊細かつ清浄なエネルギーが泉のように湧き出ているのを感じられる。
この装置は、師匠から指示を受けて制作した試作品、いわば第一号であるが、
およそ10年間つけっぱなしなのである。
製作初期の明るさに比べるとやや光度は落ちてきているが、
10年×365日/年×24時間/日として計算すると87600時間概ね9万時間点灯し続けているという驚異の寿命である。
(途中、停電や移動で数分間だけは点灯しなかったが・・・・)
幸いにもLEDには1個も球切れなどの故障はない。日本の品質管理の完璧さに脱帽するばかりだ。
中央の白熱電灯は何度も交換したがこれは消耗品として仕方がないことであった。
10年前の製作当時青色LEDは1本300円~400円だった。
現在は20円~40円ほど、種類によっては袋入り100g○○円という売り方で食品並みの扱いである。
時代の流れを感じてしまう。と同時に電子工業製品の普及の速さに驚くばかりである。
この装置は、まだまだ使えるだろう。
徐々に光度は低下してゆくにしてもおそらく私の寿命よりも長いに違いない。
この装置は照明目的ではなく、ヒーリング用、環境浄化用として開発したものだ。
今後LEDはもっと広い応用範囲をもつ可能性がある。
楽しみである。