お墓詣り

昨日やっと墓参りをすませました。

田舎ゆえ江戸時代からの古い苔むした石塔などありますので、 

お掃除には時間がかかりました。

盛大に阿弥陀画像をもやし、保健水3番のお水をそれぞれの花活けと水器に注ぎ

ゆっくりと手を合わせ、今ある私を存在せしめてくれたご先祖に感謝申し上げました。

お線香の煙りがあたりを漂い、小春日和の柔らかな日差しが心地よく

しばらく一族の輪の中で過ごしてきました。

師匠から聞いたことですが、

先祖供養とは言葉を換えれば、自身のエゴの抑制なのです。

先祖が喜ぶこと、それは子孫が、つまり貴方が幸せであることです。

ご先祖の喜ぶ声が聞こえたような気がしました。

この1年、ありがとうございました。




ざりがに

優れた歌人の詠んだ歌は、それを読む者に新たな視点を提供してくれる。

思わぬ出会いで、すこしばかりこの世が違って見える。

新鮮な驚きは良いものだ。

大阪からの帰り、列車の中で過ごした至福のひと時・・・・・。

岸原さや、という女流の新人の歌人の第一歌集から、

「ざりがにの眠りを見たの横むきに浮いて眠るの深夜の水槽」

観察の視点が俯瞰的で細やか。へー、知らなかった。眠るんだ!!

当たり前だよね。

「家かしら、ここ。部屋のまま、漂流している。梨とわたしと子猫をのせて」

自身が平面に一体化している私を、自身が観ている。薄いフィルムに載せた人生。

軽やかに夏の微風に流されてゆく。

「液晶の緑野くっきりそよめけば精密すぎる嘘に似ている」

液晶の電波時計が世に出たときは実に魅了されてしまった。そんなに昔ではない。

むかし天動説を精緻に極めていたらひっくりかえって地動説となった。

精密すぎは嘘、どきっとする。

陽極まれば、陰となる。

ファンになりそうだ。



*短歌は「声、あるいは音のような」岸原さや著


小春日和の花

冬の桜

先日の小春日和、近くの公園の桜に花が咲いた。

どうしてだろう?。

原因はいろいろだが、何らかの理由で休眠ホルモンが花芽に届かない時に起きるそうだ。

例えば、葉が早めに落ちるとか、食害により葉が食い尽くされるとか、

そのほかにも、桜は本来秋に咲いていたのが、何らかの理由で先祖返りをしたらしい、

との説もある。

明日は寒波が来そうだという日の午後、健気に咲く花を見ると、痛々しい。

ただし、この私の思いは的外れかな、とも思う。

植物は、おそらく思考をしない、エゴはない。

遺伝子を残すためだけに、環境の変化に素直に反応しているだけなのだろう。

きっと、咲いたほうが身のためなのだ。

まったき受動である。

自然の法則の流れに一切の逆らはないのだ。

だから人間流にいえば至福なのかもしれない。

明日の寒波は「今」には全く関係はないのである。

人はこうはいかない。

何とかしようとする。

すぐそばに直観という豊饒な入口があっても観えないのだ。

常に不安や恐怖がたちはだかっている。





利休にたずねよ

市川海老蔵主演の話題作「利休にたずねよ」を観た。

雷鳴がとどろき激しい風雨の中、茶室には白絹の死装束を身に着けた利休が

静かに切腹の時を待っている。

屋敷の外を秀吉の3000名の兵が取り囲み蟻の這い出る隙もない。

利休はふところから布に包んだ香合をいとおしむように取り出し蓋を取る・・・・。

その人生の波瀾に満ちた日々を思い出してゆくところから物語は展開してゆく。

日本史の謎のひとつ、秀吉の命による千利休の切腹に至るまでを深く描いた映像は

見事なまでに格調が高いものだった。

撮影には利休が実際に使っていた茶道具や茶室が惜しみなく提供されたという。

海老蔵の演技も冴えわたっていた。作法がすばらしい。

静寂のなか、衣擦れの音が一段と趣を高めているようだった。

周りを固める脇役の陣容も達者な俳優ばかりであった。



わびさびの本質を語るほどの素養は私にはないが、

日本人として、その美しさ奥深さには、深く激しく共鳴できた。

われらの学ぶ「後ろの意識」に通じるものがある、と感じた。

エゴを抑制し、俯瞰の観点に向かわんとするは、真の美意識でもあったのだ。



この映画は、モントリオール世界映画祭最優秀芸術貢献賞受賞映画。

世界はようやく、和の美の普遍性に気が付き始めたようだ。




もみじ

131201もみじ

もみじの大木を見上げたら、紅葉の隙間に青空がのぞいていました。

あまりにも鮮やかでうっとりとなりました。

しみじみと日本に生まれてよかったと思います。




重要関連リンク
QRコード
QR
カテゴリ
プロフィール

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる