ことば

Lさん

映画、最新作「舟を編む」を観ました。

昨年の本屋大賞を受賞した同名の作品の映画化されたものです。

老舗出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書つくりに取り組む人々の

出版にごぎつけるまでのお話です。

主人公は営業職になじめず、辞書編纂にまわされてきた生真面目で、

融通の利かない学者肌のマジメさんです。

彼が辞書つくりを通して人間的な成長をしてゆくストーリーはとても面白いです。

本を読んでから映画を観たほうが分かりやすいでしょう。


映画の中のエピソード「右」を言葉で書けばどうなるか。

ふだんは考えたこともないことですから興味しんしんです。

うちにある辞書でも調べてみました。

右・・・南を向いた時、西にあたる方。(広辞苑)

右・・・東に向かって、南の方。(小学館,新選国語辞典)

右・・・空間を二分したときの一方の側。その人が北に向いていれば、東にあたる側(三省堂,大辞林)

ちなみに、たいていの辞書では、東とは日の上がる方。西とは日が沈む方、と書いてあります。

言葉で表すのは意外に面倒です。

理解しようとすれば更に自己の解釈が加わります。

言葉を思考に置き換えると、思考のあいまいさが分かってきます。

ですが、人類の共通認識を支える装置として辞書は必要不可欠ではある。

憲法と同じようなものですね。

憲法が正しいものとは誰も思っていませんが、社会生活上ルールとして必要なのです。

そういえば、まもなく憲法記念日です。

映画のほうは大いに楽しめました。







直視

リバーサルミラーという面白い鏡があります。

自分自身が、第三者の目で見たように映ります。

四角い平面鏡を直角に合わせてありますから、

2回反射した像を見ていることになります。

小学生にも分かるような原理です。

自作できますが、面倒なのでネット販売で購入しました。

普通の鏡では、自身の姿を左右反転した像でみています。

見慣れてはいますが、実像ではありません。

リバーサルミラーに映った己の姿は一応「実像」になっています。

は~~~、私は外から見ればこのように見えているのか。

一言で言えば醜悪です。

確かに自分自身ですが、左右のバランスが微妙に狂った見慣れない違和感に満ちています。

自身を直視するということは、たとえ自分の顔であっても避けたがるのが

エゴと言う実感です。

最近は、すこし見慣れてきました。

受け入れたのでしょう。

その後、

たくさんの方に自身を映して見てもらいました。

異口同音に、うわ~~~醜い、いやだ~~~、

と言います。

すくなくとも思考、判断の修正を迫られているかのようです。



観える

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祖父が植えた庭のツツジが今年も満開である。

面白いことがある。

訪れるクライアントさんで、

「まあ、ツツジのきれいなこと・・」「うわ~~満開、きれか・・・・」

と言う方たちは、症状が消えるのが何故か速い。

それと対照的に、目には入っているかもしれないが、関心を示さない方は

症状がなかなか取れない傾向がある。

もちろん声には出さない方もいるだろう・・・・。

心にある「怖れ」に囚われている人は、周りが観えないようだ。

つまりは、自分の中さえも観えてはいない。ゆとりをなくしている。

だから病気になったともいえる。

先日の新聞の科学欄では、恐怖と不安を感じる脳の機能部分について報じていた。

不安は大脳基底核の三角中隔核、恐怖は前交連床核が対応しているそうである。

だから肉体を持つ以上は恐怖や不安が常に心に浮かび上がってくる仕組みになっている。

それは仕方のないことであるが、一瞬でも恐怖に心が奪われれば、

脳は暴走し更なる恐怖の物語を創ってしまう。それを囚われという。

やっかいなことに思考として浮かび上がるずっと以前に深いところでは

怖れや不安の種が育っている。そのエネルギーを与えているのがエゴそのものの働きなのだ。

師匠からの言葉「心にある怖れに私は縛られていません」

繰り返せばやがて俯瞰している自分に気がつくだろう。

つまり観えるようになる。

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耳鳴り

耳鼻科において、耳鳴りの治療は難しいらしい。

今日の施術はつぎのようにした。

キーンという高音の耳鳴りに悩まされている女性が来院された。

右足の三里下数センチのところの蘭尾と言うツボに中指を軽く触れる。

ここは、総腓骨神経を通して延髄や小脳にダイレクトにつながっている。

およそ8分ほどで、70%ほどは軽減したとのこと。

次は、側頭部を丁寧に探り、無数の信号の中から耳鳴りの信号を見つけて

エネルギー的な処置を10分ほど行なった。

結果、完全に耳鳴りは消滅した。

側頭部の処置は難しいが、足からの処置は比較的簡単である。

試してみる価値はあるとおもう。

今日はうまくいったが、一般に、耳鳴りの改善は難しい。

耳鳴りは耳に症状が現れているだけで、実は心身に関わる病気なのだ。

今後の課題である。




原点

Lさん

人は、ついつい周囲の思惑に乗せられて流されてしまいます。

口車に乗せられます。

何もなくても不安がよぎります。

遠くに恐れがちらついて見えます。

物語を創ってしまい、それに縛られます。

そのようなときこそ、

自分軸の原点を忘れないようにしましょう。

原点は、響きを聞けるかどうか、

後ろの意識を保たれるかどうか・・・・・。

膨大な意識に問うことができるかどうか。

地芯がとらえられるかどうか。

・・・・・・・・

言い換えれば意識を意識できるかどうかです。

心の中にある恐怖を見つめながら、縛られないことです。


大神神社

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14日は大神神社に参拝しました。

前日の地震がウソだったかのように、たくさんの参拝客で賑わっていました。

身も心も洗われたような清清しさをいただきました。

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あるがまま

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庭の片隅で、今年もこの花がやわらかな春風に揺れていました。

ムカゴイラクサという、人間にはかなりやっかいな雑草です。

ですが、風にあおられてゆらゆらとそよぐ姿は可憐です。

華やかな春の花々の中にあって、色褪せたような薄いピンク色が

かえっていとおしくなります。

ぼんやりと眺めていたら、ふっと自由とはこういうことなんだ、

と言う思いが湧きました。

風に逆らわず、強い思いを表現せず、暖かくなったら

自然に花が咲き、夏の炎天下では濃い緑色の葉で陽光を受けとめる。

秋、霜が降りる頃この年の命を降りて土の下にもぐり、じっと冬を越す。

全くの受動です。

鎌が近づいて刈られても逃げません。

風にはしなり、茎はしなやかになびきます。

台風では葉は千切れます。酷暑には葉はしおれます。

だが、地下茎はしぶといです。

私の記憶ではこのムカゴ君は、ずっと昔からここに生きています。

養分は自然の肥料連鎖の中でいただいているようです。

そして何よりも、私よりも年取っている可能性がある。

還暦過ぎたムカゴ君はずっと「あるがまま」に自分を生きています。

偉いな~~~~。実感です。




問う

Lさん

以前から、師匠に何度も指摘されてきました。

「何事においても、膨大な意識に聞いて行なう姿勢が必要です」

「生かされている事を忘れているがために、それができていません」

「膨大な意識は、いついかなることでも「問いかけ」に応えてくれます。」

最近「結果にフォーカス」する事の大切さを説いてもらっています。

ああ、このこともそうなんだ、と思いました。

隻手(せきしゅ)の声、なんですね。

むかし白隠禅師が修行者たちを前にしてこう言いました。

「隻手声あり、その声を聞け」

(意:両手を打ち合わせると音がする。では片手ではどんな音がしたのか。)

聞こうと言う思い、姿勢が必要なんですね。


おもちゃ

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プラスチック素材が一般的になる前まで、おもちゃと言えば

木とブリキで作ったものがほとんどだった。

精密ではないが、温かみがあり、想像を刺激する幅とゆとりがある。

戦前から昭和30年代頃までに作られたブリキ製のおもちゃ展を観て来た。

懐かしさと同時に、手作り感がいとおしい。

大資本ではない小さな会社の、名人と言われた職人さんたちの技が光る。

高度成長期に入り、プラスチック製の大量生産品にとってかわられるまで

子供たちの夢を大事に育ててくれた。

わずかに生き残ったおもちゃたちは、いまや骨董的な価値をつけられて

何十万円もするものも珍しくはない時代になってしまった。

マニアックな商品になってしまい、ガラスケースの中で守られている。

時代が変われば価値も変わるのだ。

そのおかげで、こうして観ることができる。

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そのままでいいんだよ

Lさん

スーパーマーケットの中に併設されている小さな書店をのぞいてみたら

面白い本がありました。

ひすいこたろうと言う方の「あした死ぬかもよ」です。

その中の一節から、引用です。

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思い込みや制限を探ってみましょう。・・・・・・・・


人と違ったっていいんだよ、

恥をかいて人に笑われてもいいんだよ。

もっと自分に素直に、ありのままに生きていいんだよ。

すべての人と仲良くできなくたっていいんだよ。

大好きな人に『大好き』って伝えてもいいんだよ。

自分の意見を主張してもいいんだよ。

弱い自分を見せたっていいんだよ。

嫌なことは断ってもいいんだよ。

人に助けを求めたっていいんだよ。

もっと豊かになっていいんだよ。

楽しい事を優先したっていいんだよ。

幸せになってもいいんだよ。

自分を好きになって、もっと自分を信頼してあげてもいいんだよ。

生きたいように生きていいんだよ。

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世の中には達人がおられますね。

われわれはまとめて『降参する』といいます。





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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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