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エゴ

先日の続きです。

サツマイモを植えるには、「いもさし」という植栽法をします。

種芋から生まれた沢山の蔓を適当な長さに切り取って、畑に作った畝に

埋め込んでゆきます。適当な養分と水分さえあれば自然と根付き、

やがて地下にはイモが育って行きます。

同じことはマルバルコウでも言えます。

マルバルコウは、サツマイモ属ですから、

蔓を刈り取って地面に投げ捨てておいても

その蔓から根を出し、増えてゆきます。

栽培種ではないので、土さえもほとんど要らないのです。

野生原種のしぶとさです。

タフでしたたかで煮ても焼いても生き残ろうとする意志は見事です。

戦う人間側には徒労感が伴います。

私はそこに、湧き上がるエゴと同じものを観させられて、

一種の無力感に陥るのです。


一旦、心の底に根付いたエゴは、刈っても刈っても根絶やしにはできません。

エゴはずっと以前に粒子である、と書いた記憶があります。

粒子ですから、分布に濃淡があり、またエネルギー量も様々です。

エゴは全身に広く分布しており、流れがあります。

流れる時に「一仕事」します。

人は、そのエゴの仕業に苦しみます。

この時に、意識さえ向けなければ、粒子化しません。

囚われなければいいのです。

もちろん、我々にはその実践法があります。





可憐な花だけど

s-akaihana[1]

可憐な花が目を引きます。

マルバルコウという植物です。

夏の終わりころから秋にかけて花を咲かせます。

最近は、荒地、耕地、庭先、どこにでも見られる蔓性の「雑草」です。

江戸時代に観賞用として日本にやって来たそうですが、

やがて、その逞しい繁殖力で、次第に全国に繁茂してゆきました。

とくにこの2,30年の気温上昇化傾向の波に乗り、目立つようになりました。

熱帯アメリカ産の多年草というだけのことはあります。

ヒルガオ科のサツマイモ属だそうで、一旦、居座られると

茎を抜いても焼いても次の年には顔を見せます。

地下茎がイモ状で、これを掘り繰り返し、焼いて砕いて磨り潰すくらいにまで

しなければ、絶やせません。

庭や耕地に絶対に入れてはなりません。

気ついた時には、庭の植木は蔓に纏われ衰弱してゆきます。

モノには必ず両面がありますが、

農民や園芸家にとってはやっかいな訪問者です。

可憐さに騙され、気づけば、居座られ。

今日も昼過ぎから、「引っこ抜きのイタチごっこ」をしなければなりません。



お彼岸

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間もなく秋分の日、お彼岸です。

お墓参りや、家族そろっての会食もいいものです。

ご先祖様を偲び、家族相和す、それだけでも立派な先祖供養です。

あるご家族の話です。

兄と弟は、学校卒業後は仕事の関係で遠く離れて暮らしていました。

ともに定年退職後数年、親族の法事がきっかけで7年ぶりの再会でした。

疎遠だったのではないのですが、時間の経過は長すぎました、

共に無口な兄弟にあっては話題はやや途切れそうになります。

そのうちにご先祖の話題になり、話しているうちに先祖探しをして、

我が家のルーツを調べよう、となったのです。

幸い弟は本籍地のある地元なので、市役所などで明治まで遡る謄本などを集める、

それ以前については、お寺に残る過去帳や郷土史をあたる。

兄は、得意のPCを駆使して、ネットで情報を探り、江戸時代中期ころに

先祖の居た□□地方の調査をし、また専門家に相談して助言を受けながら

系図をつくる・・・。

そして、ある程度まとまった時点で、遠い□□の地方に兄弟で調査旅行し、

○○家発祥の地らしきところで一族の源流となった家を訪ね当てた・・・。

1年ほどはかかったそうですが、まずまずの系図が出来たそうです。

幼いころの屈託のない兄弟仲が自然と復活しただけでなく、

連綿と続く血縁の流れの中に見つかった数々のエピソード、遠い先祖の

苦難の歴史などに触れ、自分たちは膨大な時間ネットワークの中で生かされてきた、

そのような中で感謝が徐々に湧き上がり、出会った感動は一生の宝物となったそうです。

その後、兄弟と家族にとって嬉しいことがよくおきるようになったそうです。

「先祖を意識する」ことによって遠い絆がもたらした今に起きる不思議。

自分のルーツを探す旅路は先祖供養という新たな視点でもあったようですし、

時空を超えた自分の俯瞰、

それは自分という実在への深い感謝と喜びにつながったようです。

師匠の言葉「最高の先祖供養は,子孫が幸福であるということです」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*30、40代くらいの方ならば5代ほど前までは役所の謄本で比較的簡単にたどり着けます。

曽祖父さん、曾祖母さんのお名前は知っていますか。





奇蹟のネジ

新幹線に乗ると、車内の電光掲示板が目につきます。

その中に各企業の広告もあります。

名だたる大企業に混じって必ず「ハードロック工業」のCMが流れます。

何年も観ていながら、どんな会社かと、気になっていました。

「ゆるまないネジをもって安心安全を提供し社会に貢献する・・・」

ゆるまないネジなんて本当にあるものだろうか?

先日,シンクロ的に駅中の本屋さんで「奇蹟のネジ」を見つけ即、購入しました。

本の帯がすごい。

『不可能を可能に変えた会社「ハードロック工業」のものつくりの原点とは。

ナニワのエジソンの異名を持つ若林克彦社長が明かす経営哲学・・。』

『英国、台湾高速鉄道、東京スカイツリー、瀬戸大橋で大注目』

『発売以来44年のロング商品として ;絶対にゆるまない; というその真価を

世界中で発揮続ける「ハードロック工業」・・・・

といったものです。

世界中を見渡しても、いまだかって「ゆるまないネジ」を発明したものはいない、

不可能だという常識を根底からひっくり返してゆくスリリングな過程と、

そのような「ネジ開発」に向けた若林氏の情熱と使命感にあふれた秘話には興味がつきません。

経営者としての矜持、哲学にも教えられることがたくさんありました。

「ゆるまないネジ」の構造や開発に至るまでの苦闘の足跡などは本を買って読んでください。

実に面白い逸話が次々に披露され読んでいて情熱の熱気に引き込まれてしまいました。

特に99.9%欧州連合に決まりそうだった台湾高速鉄道の受注合戦を、日本連合が

奇跡的にひっくり返した時、この会社の果たした貴重な役割・・・は圧巻です。

車中の数時間で一気に読んでしまいました。

乗り換えを危うく忘れるほどでした。

「利他に生きること。・・・」

「我欲が邪な心を大きくしてゆき自分を苦しめる。・・・」

「人に喜んでもらえるナットをつくれば、商品が勝手にPRして良いお客さんを連れてきてくれると。・・・・・」

絶対にゆるまないネジの製造にだけ特化した「ハードロック工業」は

東大阪にあるいわゆる「町工場」だそうです。

中小企業にとっては厳しい経済、社会情勢ですが、経営者の心の在り様が信用発展躍進の

確かな指針となることを教えられました。




オニヤンマ

bsDSCF1165.jpg

午前の、気温がやわらかな頃、開け放った窓ガラスから

飛び込んできたのは、このオニヤンマ君でした。

庭にはもう赤とんぼが乱舞していますが、その倍以上に大きいトンボです。

大きいがゆえに、個体数は少なく、希少です。

どこで生まれたのか?


天井にさかさまに止まって暫く休息したあと、

悠然とご出立、手を振ってお別れしました。

思いがけない嬉しい訪問者のお陰で、一日を楽しく過ごせました。



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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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