旅立つ君に

あっという間に、桜の花びらは散り、

無数の枝には新緑の葉がグングン広がっています。

たくさんの若者たちが、それぞれの道に旅立って行きました。

父母が見送る気持ちは、

嬉しくもあり、寂しくもあり、誇らしくもあり

愛おしさと、これから確実に起きる別れの予感で複雑です。

シンガーソングライター八神純子さんの「さくら証書」の歌詞です。

ネットから引用しました。心に染みる素晴らしい詩です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生れてくる時
子供たちは皆
父と母を選ぶのだと
いつか教えられた

それが本当なら
私たちのこと
選んで生まれてきてくれたことに
「ありがとう」

桜並木の下から
あなたは私に手を振り
短すぎる制服の袖を笑う

(中略)

時に母として時には一人の友として
傷つけた言葉を投げつけたこともある
あなたがいつしか父親になってゆくときに
すべて愛だったと分かる日がやがて来る

卒業証書を
手にしたあなたに
桜の花びらが舞って
わたしの春になった

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今年は例年になく桜が早咲きでした。

今日は強い風で花吹雪、青空に舞う白い薄片には思い出が伴います。

私がまだ幼少のころ、酒宴などで男たちが歌っていたもの、

軍歌「歩兵の本領」の一節を思いだします。

100年以上も昔作られたそうです。

「万朶の桜か襟の色・・・・・散兵戦の花と散る・・・・」

万朶(ばんだ)とはたくさんの花や枝のことだそうで、

今はほとんど使われない言葉です。

陸軍の歩兵科の軍服の襟章の色が桜色だったことから

このように歌われました。

日本全国、穏やかなお花見日和、

誠に平和な時代です。

散兵戦で、花散ることはありません。

若くして散った我らが父祖たちのお陰でです。

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叔母

東京に住む叔母から手編みのカーデガンが届いた。

早速お礼の電話をすると、いつもの元気そうな声が返ってきた。

「ボケ防止を兼ねて編んだのよ、Tちゃんは元気です?」

私には孫がいる年齢だが、いまだに「ちゃん」づけで呼ばれる。

叔母は93歳、早くに夫と息子を亡くし苦労の多い人生を送った人だが

いつも前向きで明るい。

70歳を迎えた時に、家屋敷を売り払い、家財も処分し、

今は、気楽なマンション住まいで、一人暮らしである。

今で言う「断捨離」か、一切の未練はないらしい。

いつお迎えが来ても大丈夫との話はいつも聞かされている。

「先日は北陸に旅行してきたのよ。4月は中国に行く予定・・・」

戦前、貿易商の夫に伴われ上海に駐在、そこで終戦を迎えた。

激動の時代を潜り抜け帰国し、夫とともに、一から仕事を始め、

成功した方である。

年に数回は海外に旅行し、去年は中国の九塞溝で楽しい体験をしたらしい。

「4時間も歩いたのよ、疲れたら御婆ちゃんだから、みんな親切にしてくれるわ」

英語と中国語は自由に話せるし、現地の人にすぐ溶け込むようだ。

「その土地の市場に行くのが楽しみでね、面白いわよ・・・」

元気の秘訣は何ですかと聞けば、

「そうね、40年以上続けているラジオ体操、

食事は肉、魚、野菜、ごはんなどなんでもきっちりとること、

車は使わず歩くことね。自慢は全ての歯が丈夫なことかな、

それから、すべてに感謝、ご先祖はもとより、縁あるすべての方々にも、

そして、生かされていることに感謝ね。・・・・・・」

ヨーロッパには何度も行き、特にイタリアやギリシャが好きらしい。

トルコや東欧にも足を延ばした、

海外のニュースには常に敏感で情報収集は怠りない。

「4月には、また、中国に行くのよ。Tちゃんも一緒に行く?」

10年ほど前に、家の倉庫にある木箱のなか、たくさんの書類などに交じって、

叔母の女学校時代の通知表が見つかった。80年ほど昔のものだ。

成績は見事にすべて甲(今でいえばオール5)、

所見は明朗、闊達。指導力あり。物事に動ぜず包容力あり。などと記されていた。

基本的な性質は生涯変わらないようだ。

スーパー叔母ちゃん、いつまでもお元気で。

季節


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10日ほど前は、滅多に降らない雪が風に舞い初の雪化粧が見られた。

その翌日は、春一番となる嵐が襲った。

それからは、しばらく雨模様の日が続き、

ここ数日間は気持ち良い春の日が続いている。

この時期を待っていたかのように梅の花が咲き、

遅咲きの藪椿も可憐な顔を濃緑の葉の間からのぞかせている。

庭の陽だまりに目をうつせば、朝にタンポポの黄色い花が開き、

午後を過ぎるとしおれ始め、夕方にはしぼむ。

やがて数日で綿帽子のように丸くなり、風が吹けば種子が気流に乗って

遠くに運ばれる。

自然は、ほとんどの人が気がつかないままに春の供宴に向かう。

人間関係やお金などの煩悩に煩わされることをしばし横に置いて

ながれゆく自然の営みに目をむけてみよう。

何も考えずに、春にひたる・・・・・ひと時・・・。


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立春

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2月4日は立春です。この日を起点として、寒さもやがて和らいでゆきます。

日射しも伸びてゆきます。

今朝、搾りたての新酒をいただきました。

一緒にいただいたパンフレットにはこう書いてあります。

「今年一年の幸運と繁栄を招く縁起酒。

立春の日の朝に搾り上げた、究極のしぼりたて・・・・・・・」

嬉しいですね。

この喜びを皆さんにもおすそ分けします。







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プロフィール

ロックエヴァ

Author:ロックエヴァ
療術家  

大黒屋誠二郎師を師匠として、伝授された画像や技法などを使って日々、療法に取り組んでいる。
画像、シール,保健水などの活用を中心に、心、意識、身体などについて研究を深めていく事を目的とした「まいど会」の会員。

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